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『帰宅しない部』とは

  • ymss0429
  • 9月7日
  • 読了時間: 5分

更新日:9月18日


『帰宅しない部』という名前は、お察しの通り『帰宅部』から連想しています。


バリバリゴリゴリに活動している部活が一番偉くて、

ゆるかったり、それなりにやっている部活は及第点。

部活を辞めたりやる気がなかったり訳ありの人が帰宅部。


そのように帰宅部が下に見られる風潮に抗いたくて名付けました。


思いの詳細と紹介はwebページをご覧ください。




本筋の理念はそちらに綴ったので、こちらでは私の狙いどころをお伝えします。



先ず、子ども無料塾もそうですが

「あなたの居場所は提供していません」

と言っておきます。


だって、ちょっと傲慢じゃないですか?


今の子どもは、貧困だとか、居場所がないとか

一方的に弱者にさせて救ってあげる対象にしてる感じが嫌なんです。

(本当に助けて欲しい人は「助けて」って声をあげられないんですよ。って意見も承知です。とフォローをしている自分の小ささよ。。。)



客観的、相対的にみて状況を把握することはとても大事です。

しかし、加えて、主観的にどう感じているかも外せないと思っています。

つまり、

自分の心地よい場所、気分良くなる事象は人から決められるものではないってことです。


ですから、ここは各利用者が自分の目的達成のために使ってくれたらよくて、

私から用途を押し付けないように意識しています。


『子ども無料塾』は塾ですが、見方によって形は異なり、

教育委員会からみれば、中学生の『地域クラブ』でもあり、

社協からは『子ども食堂』や『子育てサロン』

友達と遊びに来る子には待ち合わせ場所だったり


といった具合に、見たいように見てもらっている現状は本望です。



一般的には用途や目的別に特化する方が効率的ですが、

私の狙いどころは「自由」や「それぞれが自分を発揮する」等という点にあるので、

括って制限をかけないように

混沌とした状態を残すように

こちらから理想像を造らないように

意識しています。



他には

私の価値観の中に、「戦争反対」を全員が口を揃えて言う国は果たして平和なのか?みたいな視点があります。


戦争は絶対に無い方がいいことですが、

「別にいいんじゃないか」という人や

「そんな事より私の〇〇が……」っていう人、

「今の政府はけしからん」

等、各々が自由に思って勝手に生きていたり

疑問をもったり議論できる状態である社会も平和の1つだと思っています。



なので

「知ること」「知れる状態であること」「知らないこと」の加減はスーパームズいって常に思います。


あくまで現時点では、

どちらかと言えば「常識」みたいなものの「正義」や「圧力」が強すぎるのではないか。

ちょっと偏りがあるから逆サイドに張りたいような感覚をもっています。


似た感覚として

子どもに対して何もしない大人は怠惰なのかもしれませんが、

私はそれ以上に大人が良かれと思って自分にとっての善を子どもに与えることのデメリットがあり、

機会損失を避ける行為が、返って子どもの自主性や余白等の機会損失を起こしているのではないかって考えています。

(これも私の経験や感覚からきている推論に過ぎません)


現に

資格や実績のある指導者に教わるって

先駆者の二番煎じ三番煎じをするってことですよね?

それがベストなら、超一流のコーチや成功者の再現事例がもっと広まっていてもいいはずです。

だけど、そんなプログラム通りにいかないし、いってたまるかとも思う。

英才教育や天才の生みの親みたいな特集記事にも、結構本人の自由にさせているって親御さんの話が載っていますよね。



ちょっと話は逸れますが

昔のファミコン等のゲームにはバグや設計の甘さみたいなものが多かったけど、そこが面白かった記憶があります。


お陰で時間を費やした成果が一瞬でパーになることもありました。。。


それが時代と共に洗練されてきて、未完全さをどう楽しむかではなく、絶妙なバランスに完成されたもので楽しむようになってきました。


スポーツの世界でも、一生懸命やった人が報われるように、過ちがないように、精密カメラを導入したジャッジが増えてきました。


このように、どんどん精錬され合理化され、より良くなってきたからこそ、

「遊び」「ゲーム」感覚を捨てずに

あえて合理的に間違っているかもしれないことをやる。

外れ値にバグが起こるんじゃないかと期待している。


そんな風に考えています。


だからアッテモイイナなんです。



そういうわけで、傍からみると

慈善事業や居場所づくりをしていますが、

そのような誰から見ても「よい」ことから外れたいと思っています。


表向きには

拠り所を目指していたり、

自分の興味関心を追求する自学研究部。


これは間違いではないんですけど、

本当の狙いは、とりあえず何かしらに属していることで周りから口うるさく言われない口実づくり。

って感じです。



ですから

「帰宅しないって名前は親御さんからしたら良くないネーミングです。」

と声をもらうんですが、

私からすれば

「そういう親御さんに向けて発信していないので、そういう方はもっとちゃんとした健全な場所へ行ってください。」

と言いたい。

(言わないのでここに書きます。)


悪い子ちゃん歓迎!


皆に染まりたくない人

連みたくない人

皆の為がしっくりこない人


個個人として薄~く繋がっておきませんか?

という提案でもあります。



要は、御託を並べた怠惰なんだけれども

皆と外れたことをやったり

自分が思った通りにやるのは勇気がいる。


だって責任は自分にかかってくるから。


だから、この集団は結構レベル高めだと思っています。




何となく、ニュアンス伝わりましたでしょうか?


『帰宅しない部』は底辺かもしれないし

最高峰であるかもしれない。


思ってもみないミラクルを起こすのではなく、何故か起こる。


そんな予感をほのめかしておきます。


遠くから繋がっている方々も、忘れた頃に思い出してまたこの場を覗いてみてください。


宜しくお願い致します!

( .ˬ.)"

 
 
 

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